お薦めの書籍・映画 etc

印象に残った書籍や映画をご紹介します！

ここでは、私が読んできた書籍や観た映画で、仕事の参考になったものをご紹介しています。

私は27歳で、家電量販店に転職しました。

そのため、カテゴリー担当としての業務や商売について、手取り足取り教えて頂いた記憶はありません。

知識習得の多くは、先輩社員の接客を見て「マネ」たことと、1級販売士の取得を通しての基本事項や専門知識の習得、そして読書や映画によって自分で学んできたことが大きかったと思います。

特に途中入社の遅れを取り戻す為、他の方々よりも読書量だけは多かったと思います。

売上を向上させるにはお客様を感動させる「感性」が大切です。

そして、感性を磨くには「よい人・よい本・よい映画」との出会いが大切です。

書籍のみならず、映画も感性を磨くのに非常に役立ちます。

尊敬する方からは「映画のワンシーン、このワンシーンで監督は何を狙って、何を訴え掛けたくてこの演出をしているのか？を考えることが販売の仕事に役立つ」と言われ、自分なりにストーリー性やメッセージ性などについて考えるようになりました。

また、実際にそれを売場演出に組み入れたことが、好成績を残し続けることができた一因になったと確信しています。

ビジネス書はもちろん、ミステリーや童話、色々なジャンルの映画など、「学ぶ気持ち」を持ちながら鑑賞することが大切だと思います。

一冊の本や一本の映画との出会いが、人生を変えることもあります。

皆さんにとっての「よき本・よき映画との出会い」にこのページがキッカケとなることができれば幸いです。

バッファロー66

バッファロー66は超個性派俳優であるヴィンセント・ギャロが監督・主演で脚光を浴びた1998年の作品です。

私が店長時代、お世話になっている方からこの作品を薦めていただきました。

その方が言うには、

「映画には全てのシーンに意図がある。なぜ、ボウリング場で女性が踊るのか？ヴィンセント・ギャロは何を意図して、このシーンを入れたのか？こういった考え方をすることが、商売人には必要だよ。」

ということでした。

人には捉え方があるため、この方の思われた内容を私が把握したか？といえば疑問が残りますが、良い映画を観るということは発想力が鍛えられ、感性が磨かれると思います。

この作品を薦めていただいたのをキッカケに「話題の映画」は時間のある限り、映画館に足を運びましたし、「古い作品」で販売している作品は購入するようになりました。自店販促が成功した陰には、「今、このお客様はどういった気持ちで、何を欲しているか？」という洞察力を身に付けれたことが大きく影響していると思います。

私にとって思い出深い作品の一つです。

興味を持たれた方は、画像をクリックしていただければと思います。