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部下の誕生日を覚え、ねぎらいのメッセージを渡すのもマインドアップにつながります

部下の誕生日を覚える

[記事公開日] 2007/12/30

[最終更新日] 2007/12/30

部下の誕生日

家電量販店では500坪を超える店舗の場合、店長が販売していては店が回らない状態になります。

 

その為、店長は「売場には出るが、接客は行わない」という店舗が多いのが現実だと思います。

 

ただ、自分が売らない場合、自分の人件費は部下の売上高に依存することになります。

 

「自分が販売するのではなく、販売しやすい仕組みを創る」ことが店長の仕事ですが、ここで大切なことは「店長も売るべき」ということではなく、「自分をはじめ、荷受や事務などの間接業務についている人にも人件費は掛かっており、その回収は売場の販売員に依存している」という事実を再認識するということです。

 

店長は自らが販売しない為、お客様との関わりは「以前からのお得意様」か「クレーム客」が多くなり、「店長のお客様」といえばこういったお客様が思い浮かぶでしょう。

 

しかし、一番身近な「お客様」を見落としていないでしょうか?

 

一番身近な「お客様」とは「自分の部下」であり、メンバー全員が協力して間接業務担当者や店長の人件費を補う売上高・利益を出してくれているのです。

 

「部下の売上高の集積が自分の評価につながる店予算達成である」ことを考えれば、いかに部下にやる気になってもらうかということが大切であり、まさに部下は店長の一番身近なお客様と言えるでしょう。

 

 多くの店舗では、お客様の誕生日を管理し、バースデーDMや手書きのハガキを送付されていることと思います。

 

しかし、殆どの場合、店長は「部下の誕生日」を覚えておられません。

 

自分が部下の誕生日を覚えず、「お客様の誕生日を覚えて、バースデーハガキや電話をしろ」といっても説得力は生まれません。

 

店長は店のメンバーからすれば遠い存在です。

 

特に一般社員や新入社員からすれば、雲の上のような存在です。

 

そういった立場の方から、誕生日を覚えてもらい、手書きメッセージと心ばかりのプレゼントを頂けたら、嬉しさもひとしおでしょう。

 

「店長が自分の誕生日を覚えていてくれた」という、覚えてもらっていること自体が嬉しいのです。

 

部下が多くなると、誕生日を覚えることが大変になってきます。

 

また、一旦実施しだせば一人の誕生日も忘れてはなりません。

 

 忘れれば逆効果になってしまうからです。

 

大変なことですが、非常に強い効果を生んでくれます。

 

部下は、誕生日を覚えてもらう嬉しさを実体験として経験します。

 

経験すると口頭で指導するよりも、身に付きやすくなり、この場合であれば「バースデーハガキ」を持参されたお客様への対応も変わってきます。

 

また、売上を上げようと思えば、お客様に喜んでもらう回数を増やすことです。

 

お客様に喜んでもらう回数を増やすには、販売員に「どうされたときに嬉しかったのか」を経験してもらう回数を増やすことです。

 

「自分がしてもらって、嬉しかったことをお客様にして差し上げよう」という教育を身を以て経験させれば、販売員は「お客様に喜んで頂く(価格・サービス・品揃え・商品知識など)回数を増やすことを考えます。

 

その為にも、店長は「自分の部下が喜ぶ(達成感・プロセスなど)回数を増やす」ことを考えていただきたいと思います。

 

※2019年12月25日追記

最近では個人的に誕生日を把握することが、若い方の考え方やコンプライアンスの面から思わしくないという企業もあると思います。

 

その場合は、誕生月の方を集めて行うなど、自社のルールにあった方法を考えて実施していただければと思います。

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