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堀田経営コンサルティング事務所
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数少ない連休取得では部下の「家族での思い出づくり」を意識する気配りが大切です
[記事公開日] 2009/05/10
[最終更新日] 2020/02/05
家電量販店は年末年始やゴールデンウィークも営業しており、ローテーションを組んでまとまった休みを取れるのは夏季休暇くらいになっています。
また、最近はコンプライアンスや働き方改革で改善されていますが、お客様相手の仕事であることや閉店時間の関係で帰宅時間が遅くなるなど、特に結婚している社員では、社員本人よりも奥様が心配されたり、不満を持たれている場合も少なくありません。
最悪の場合には、これがこじれて労基署などへの通報に発展する場合もあります。
そのため、年に一度の長期休暇(夏期休暇)や子供の行事(運動会・入卒業式)などでは、店長・役職者から日頃の労をねぎらい、こちらから休日を入れておくなど、気配りを示すことで、部下とその家族のモチベーションを上げる効果が期待できます。
部下の方からは夏季休暇の時でも「自分からは希望日を言い出しにくい」ため、特に小中学生以下の子供がいる部下には「家族との思い出づくり」のため、早い時点で夏季休暇の希望日を訊く体制を作ることも大切です。
具体的には、小中学生以下の子供がいる部下には、学校が夏休み中の取得ができるよう、次のような準備が必要になります。
―――といったものです。
筆者の場合、子供のいる部下には、それとなく誕生年月日を聞き出し、把握することで入学式や運動会はこちらから定休を入れることができました。
また、夏期休暇は上記のような運営を行うことで、部下は旅行などの計画も早めに行うことができました。
ある部下の奥様は「いつも気をつかっていただいて、ありがとうございます。うちの主人ができることがあれば、もっとどんどん使ってやってください。」と店舗まで挨拶に来られたのは、今でも忘れることができません。
店長・役職者は口に出さなくとも「部下に感謝」し、このような気配りをされている方も多いと思いますが、この感謝を形で表すことが部下のモチベーションアップにつながるため、あらゆる機会を利用して、部下とその家族へアプローチを行いましょう。
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