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堀田経営コンサルティング事務所
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お客様のベネフィットをつかみ、「こういった生活を手に入れたい」と感じてもらうことが大切です
ベネフィットこそ、根源的な価値
FABE分析を独自の考え方で解説
お客様によって、家族構成や年齢、生活パターンは違う。
そのため、同じ商品を使用して得られる便利さ、快適さなどの「感じ方」はお客様によって違うはずである。
にもかかわらず、接客ではどのお客様に対しても「同じ説明」になっているのではないか?
この原因として、「いかにこの商品が優れているか?」という接客での説明の中心に機能やスペックが置かれていることが挙げられる。
お客様は「商品そのもの」にお金を払われるのではなく、商品を手にした時の感情、使って恩恵を得られた時の感情、この沸き立つ感情にお金を支払われるのだ。
この「感情」こそが、真の商品であり、支払ったお金への対価なのである。
お客様は必要なものへの支出は最低限に抑えようとするが、「欲しい!」と思ったものには想定していた金額を超える買い物を行いやすくなる。
高付加価値商品を買っていただこうと思えば、接客での説明は機能やスペックだけでなく、この「感情」に言及することが重要であり、これを論理的に考えるのがFABE分析である。
FABE分析自体は一般的な分析手法であるため、研修などでもよく用いられているが、形式的なものが多く、ベネフィットの定義一つとっても非常に曖昧である。
その為、「FABE分析は効果が無い」「FABE分析をどう用いていいかわからない」といった経験をした企業も多いことだろう。
本書はこの欠点を解消するため、それぞれの項目を定義づけ、ベネフィットを明確に示すとともに、その使用方法まで言及した当事務所独自の「FABE商談設計」の基本編として、「FABE分析の分析方法に特化した内容」を記載している。
これは当事務所が研修で実施している内容と、ほぼ同一の内容である。
本書によってベネフィットを考える力がつけば、接客をはじめ、POPやセールスライティングなどにも役立つだろう。
はじめに
1.ニーズとウォンツ
2.商品は手段にすぎない
3.新しい発見を提供する
4.目的のその先を説明する
5.プレゼントにみるお客様の欲求
6.ターゲットについて考えよう!
7.FABE分析の手順
8.特徴(Feature)
9.特徴を主にした接客のデメリット
10.利点(Advantage)
11.利点を主にした接客のデメリット
12.利益(Benefit)
13.証拠(Evidence)
14.まとめ
以下は当事務所が実施しているFABE商談設計のFABE分析を受講していただいた方々寄せられたお声の一部です。
「利点」と「利益」の違いを理解することが出来ました。普段の活動でも、利点ばかりに目が向きがちで、POPも利点をアピールするものが多いという印象を受けました。これからの店舗活動、店員に対する勉強会でも、利益の部分をしっかりと伝えることを意識したいと思いました。また、お客様は3つの対価(お金・時間・ストレス)より価値が超えた時に購入に至るという考えを学び、その瞬間を逃さないためにも商品の方からお客様に近づいていく必要があると感じました。そのためには、定番での展開はもちろんのこと、他箇所で展開し、非計画購買者に対してのアプローチが今後の課題になると思いました。
実地的にSWOT分析を体験することで、今後戦略計画のツールとして有益に活用できると感じています。同様にFABE分析に関しても、研修前は名前を知っている程度でしたが、商品特徴をお客様視点で考えることが出来、販促関係などで役に立つと思っています。
FABEのアウトプットとして、具体的な販促物作成まで行いたいと感じました。
今回の研修を通して学べたことはお客様に必要性をどう感じさせるかと言う方法である。これまではお客様に利点しか言えていなかった。『利点』ではお客様に「だから?」といったところで終わってしまうのでしっかり商品を使った結果得ることができる『利益』を伝える必要があることを今回学べた。また、営業としてメーカーであっても商品の良し悪しだけでなく自分自身が一番の商品であるということは心に響いた。営業としてお店の売上を上げるのに対象に入っていないからと言うのではなく入っていない状況でどれだけ売ることができるかがその営業の力であり、対象に入って売れるのは当たり前であるという堀田先生の言葉にハット気づかされるものがあった。今後はタイミングに合わせた提案や相手に合わせた演技をするなど今回学んだことを元に営業としてステップアップを行いたい。
提案の際、こちらのやりたい事を無理くり提案している事が多いが、販売店が自社と協力する事でどうメリットがあるかを端的に責任者や店長にお話する事が大事かを改めて感じた。
リーダーとして次回の新商品からFABEを利用したお客様メリット・販売店メリットを考え、提案での響き文句に活用していきたい。
SWOTについて最初はあまりよく理解していなかったが、堀田先生のわかりやすい説明で理解することが出来た。これを生かせば、自分の長所、短所がわかり、今、自分がどういう状況にあるのかがわかるので、対処しやすいと思う。FABE分析においても、自分なりにうまく商談できていると思っていたが、ここまで細かく考えずに商談していた部分が多々あったと思う。これからの商談はこFABE分析を生かしてうまく商談できればいいと思った。
お客様視点と販売店視点のFABE分析がとても勉強になりました。自分の店舗におけるPOPや売場提案の内容を振り返りましたが、まだまだ相手の利益となる部分が伝えきれていないと感じました。
また、店長商談のロールプレイングは、今後の活動に活かしていきたいと思いました。店長の特性を理解して、数字や要望を伝えるだけではなく、その人に合わせたメリットを考え、それを提案に盛り込むというところが参考になりました。
FABE分析であった「利益」の項目ですが、「利点」とごちゃまぜで考えてしまっている癖がついており、顧客視点も自身の思い込みであったなと痛感しました。同時に価値の提案はグループディスカッションによって、色んな切り口が作れるなと感じました。
法人商談、店舗(店長)、消費者と伝え方をもっと大きく変えていこうと思います。また提案の仕方ひとつで結果(導入実績、販売実績)は大きく変わるのではと思うので、価値伝達商品であるからこそ、価値を分かりやすく知ってもらうために商談前のシミュレーションを営業所できっちりやっていこうと思います。
また商談するにあたって、相手を知るという事の大切さを改めて実感しました。
事前課題からSWOT分析・FABE分析を行ったことで、長所・短所・状況を整理し、お客様にとってのメリットが明確になり、提案の内容により説得力を持たせることができると感じ、印象に残りました。特にFABE分析における「利点」「利益」の違いを明確にすることが難しく、メーカー脳になってしまっていることを痛感しました。
店頭提案をする際に、クロスSWOT分析で自社の強み・積極的に投資していく部分を把握し、FABE分析を活用して、商品を展開することで販売店にどのようなメリットがあるかを中心に商談する必要があることを学びました。
お客様へどのように提案していけばよいのか、グループプレゼンを通して商談のストーリーを思い浮かべることが出来たのが良かったです。
あなたは、まだ本当のFABE分析に出会ってない
お客様が欲しているのは、商品を手に入れ、使用したときに得られる「感情」であり、商品はその感情を湧き立てる手段にすぎません。
この「感情」こそ根源的価値であり、それを考えるのがFABE分析ですが、現在のFABE分析の99%は不完全で本質にまで至っていません。
当事務所が独自の考え方でまとめた”FABE商談設計【基本編】”では、FABE分析の部分に特化してベネフィットの本質をわかりやすく説明しています。
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