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家電量販店は指揮命令権を持たないため、まずは基本事項を順守することを徹底しましょう

勤務にあたって基本事項の順守

[記事公開日] 2019/12/18

[最終更新日] 2019/12/18

派遣社員の教育

コンプライアンスの浸透により、家電量販店からヘルパーに対する対応が変化してきています。

 

家電量販店としては指揮命令権を有さないため、接客態度が悪かったり、勤務時間に長時間売場にいなかったとしても注意することができません。

 

筆者が労働局に問い合わせたところ、「全く関係のないアカの他人が自分の店で勝手に売っている感覚でいて欲しい」といった回答をいただきました。

 

もし、そういった勤務態度に問題のあるヘルパーがいて、クレームになれば店舗が時間を割いて対応せねばなりませんし、来店客数の減少にも直結するという不利益を一方的に受けます。

 

それでもコンプライアンスに従い、指示命令を慎まねばなりませんが、その時の家電量販店店長や他のメンバーの気持ちを想像してみてください。

 

「もっと教育してから入れてくれればいいのに」

 

「もう、このメーカーの商品は売りたくない」

 

―――といった思いになるのは当然のことであり、こうなれば「メーカーは費用を使って評判を下げる」という状態になり、何のためにヘルパーを入れているのかわからなくなります。

 

こうならない為にも、十分な教育が必要であり、まずは基本事項である時間管理から再確認していくことが望まれます。

ヘルパーの勤務時間

図はヘルパーの一日のイメージ図です。

 

昼食時間を1時間以上取るとか、忙しい時間帯に限って昼食に行くといったケースも実際にあるため、常識的な教育も必要になります。

 

また、朝の挨拶や退店時の挨拶をしない方もおられますし、自動車で来て店の駐車場に無許可で停めるケースもあるため、社会人としての常識から通勤手段や忙しい時間帯の動き、携帯電話などのルールの徹底が必要です。

 

本当に基本的なことですが、こういった基本が徹底できないとヘルパー自身が嫌われ、店舗に居りづらくなりますし、必ずメーカーへの不満へと波及します。

 

今の時代、こういったヘルパーはいないと思われる方もいおられるでしょうが、実際にヘルパーの研修をしていると、昔と比べて確かに数は少ないですが社会人として疑ってしまう方もおられるため、「信頼しても信用せず」といったスタンスで地道な教育を行っていくことが必要だと感じています。

 

基本には継続の難しさがあります。

 

集合日などを利用して、定期的に確認することが望まれます。

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