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合わない上司がいる職場はつらいものですが、職場では割り切った「演技」も重要です
[記事公開日] 2009/10/09
[最終更新日] 2019/12/22
合わない上司がいる職場はつらいものですが、「会社を辞める・辞めないの選択権はこちらにある」ため、最後はこの最終手段を用いることも念頭に、一度、客観的に考えてみることも大切です。
上司については、次のようなことも言えるのではないでしょうか?
会社での役職というのは、会社の目的を達成させるための役割分担の一つでしかありません。
役職が高いからといって「人間的に優れているかどうか?」は全く別の問題であり、部下に対して「人間性を批判する権利」は有していません。
しかし、これを認識していない上司も多いのが現状だと思います。
今は昔と違い、パワハラという考え方も浸透してきました。
上司の好き嫌いでなく、正当な指示か・無理難題などの不当な指示なのかを客観的に考え、気になることがあれば、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)という5W1Hの形式でメモし、総務部などに相談してみるのも1つの方法です。
ただ、上司が嫌いだからという理由や自分の受け取り方が悪いと判断される場合もありますので、冷静に客観的事実のみを控えておくといったスタンスが必要になってくるでしょう。
また、それ以前に上司との話し合いなど、コミュニケーション不足でお互いが誤解していたという場合もあるため、慎重な姿勢を持つことが大切です。
基本的に会社で「友人関係」を望むのは困難なことだといえます。
なぜなら、役職制度そのものが友人関係の形成に馴染まないからです。
今、自分のことを可愛がってくれている上司がいたとしても、将来、今の上司に役職で追いつき、追い抜く可能性も十分にあります。
また、仲のいい同期でも、どちらかが先に役職につくこともあります。
多くの場合、その瞬間に友人関係は崩れてしまいます。
自分は気にしないと思っていても、追い抜かれた上司や同僚はどう感じるでしょうか?
ある店舗の話ですが、中堅社員で仲のいい二人の同期の社員がいました。
この二人は勤務終了後、よく飲みに行っていましたが、片方が主任になったとたん、その関係は途絶えてしまいました。
主任になった方は、気を遣って思うように指示ができず、もう一人の方は「主任の頼りなさ」を吹聴するという悲しい事態に陥っていったのです。
この二人の場合は友人関係が破綻し、二度と戻ることはありませんでしたが、例え、友人関係が表面上破綻しなかったとしても、お互いに「やりにくい」のは間違いないことでしょう。
また、会社は保守的なものですので、退職すれば以前の会社の人とは時間の経過と共に疎遠になっていくでしょう。
こういったことを考えると高校や大学の友達と違い、会社では友人関係を最初から求めないのが一番の自己防衛策だといえます。
傷つきたくなければ、会社では割り切って友人関係を求めないことも大切な選択の一つではないでしょうか?
現実問題として、今の状況を根本的に覆すには、自分が役職的に追い抜くしかありません。
退職や配置転換を願い出るという選択もありますが、こちらに不利益が掛かる可能性も否定できません。
このような現状を踏まえて考えた場合、ある程度の割り切りも必要です。
例えば、嫌なお客様の接客をする場合、心からのもてなしができない場合もあるでしょう。
しかし、嫌だからと言って、露骨に顔に出すようなことはないと思います。
この場合、意識するしないに係わらず、「演技」をしているのです。
販売員にとって、「演技」は重要であり、販売員がよく役者に例えられる所以です。
この「演技」は、何もお客様だけに求められているのではなく、
―――などがあると筆者は考えています。
媚を売れといってるのではありません。
販売員という職業に「必要なもの」であると認識していただきたいと思います。
前述したように、周りにいる全ての人が「友人」ではないのですから。
また、嫌な上司に対し、感情をぶつけても解決にはなりません。
「嫌な上司」のことを思ってイライラしても、当の嫌な上司は、アッケラカンとしていませんか?
こっちが「この野郎!」とか「ちくしょう!」と思えば思うほど、上司になにか悪いことでも起こるのなら、意味があることかもわかりません。
しかし、いくら恨んでも、相手はアッケラカンとしているのです。
逆に、考えれば考えるほどイラついて、体調を崩すのはこちらではないでしょうか?
そんな上司に体調まで崩されては、たまったものではありません。
また、そういう嫌な上司に限って、こちらの気持ちを見透かし、さらに追い討ちをかけてきませんか?
こういった場合、朝の挨拶もお互いにできていない場合が多いのです。
不本意でしょうが、人間関係が悪い時は「演技」してでも、こちらから歩み寄ります。
挨拶一つにしても、「相手がしてきたらするのに・・・。」では前に進みません。
また、こちらから挨拶しても、最初は絶対に返してはくれないでしょう。
しかし、ここで負けないで下さい。
1日目、2日目、3日目・・・と、こちらから挨拶を続ける。
仕舞いに相手は挨拶せざるを得ない状況になってきます。
最初の1回目が一番難しく、挨拶を返してもらえないと腹も立つでしょうが、その上司の為に挨拶をしているのではなく、「自分の為に」しているという認識で気楽に実施してみてください。
演技を行うことで、コミュニケーションが取れ、険悪だった関係性が改善されたという例も少なくありません。
まずは、自分の為に「演技」を行ってみていただければと思います。
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