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堀田経営コンサルティング事務所
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現在、消耗品関係で注意して頂きたい取り組み事項は次のようになってきます。
①インクカートリッジ、ハガキ用紙
②クリーナー紙パック
③デジカメ・ビデオカメラ用バッテリー
④DVDディスク、ビデオカメラテープ、SDカードなどの記録媒体
上記に挙げた消耗品関係について、共通していえるのは「需要を喚起させる訴求」をすることで、売上高が変わってくるということです。
ただ、多くの店舗では、これらの消耗品の売場まで手が回っていないようです。
①のインクカートリッジ売場は、持ち帰りカードが吊るされているだけで、プリンターコーナーとの連動が出来ていません。世間は、暑中見舞いを書かれている季節であり、私の自宅にも既に届きだしました。これらの儀礼もキッチリと訴求していきましょう。インクカートリッジは暑中見舞いから、盆休みに行った旅行写真の印字もあり、まだまだ売れるシーズンが続きます。持ち帰りカードすら無くなって、「取り寄せします」の札が目立つ売場もありましたので、一度、自店の売場をチェックして頂きたいと思います。
②クリーナーの紙パックも盆休みから購入が増えてくる商品です。時間があればバンドル訴求を行うと共に、これから販売するクリーナーには、お客様がご自身で紙パックを追加購入してくれる仕組みを作ってください。「紙パックは一枚しか付いていません」といったPOPと併用して、該当の紙パックをバスケットに入れ、クリーナーの横に訴求されている店舗もあります。
③盆休み前や運動会前には、以前に購入されたビデオカメラ・デジカメのバッテリーを購入されるお客様が増えてきます。お客様は「何時行ってもあるもの」と勘違いされている場合も少なくありません。その為、直前に来店され、間に合わない場合も発生します。POPや簡単なリーフを利用して、「事前に余裕をもって注文」していただけるよう、情報発信をお願いします。キッチリと取り組むことで、無用のクレームに時間を割かれたり、売り逃ししたりすることが、間違いなく減ってくるはずです。
④これも①や③と同様に、使用シーンを訴求して頂きたいと思います。オリンピックを初め、特番、旅行など保存したい内容が多く有ります。オリンピックの訴求には注意が必要ですが、特番や旅行などは具体的な訴求が出来ます。
他にも、台風シーズンになってきますので、電池の訴求なども必要です。歓迎されないことですが、大きな地震も多発している為、防災意識の向上を売場を通して図ることも必要です。
是非、消耗品の売場をチェックして、具体的な訴求を実施していきましょう。消耗品の強い店舗は一般的に粗利率も高い為、競合店とも戦いやすくなります。
小さな売上も大切にしていきましょう!
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