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堀田経営コンサルティング事務所
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東海大学の高妻容一教授がテレビ出演されていたときに話された内容です。
同教授は、アメリカ留学されていたころに「メンタルトレーニング」の存在を知り、それまで「根性論」が常識だった日本のスポーツ界との、あまりの差に深く感銘を受けられたそうです。
ご自身も、空手をされていたそうで、その稽古の際にも、怒られることはなく、ひたすら「褒める」指導方法だったそうです。
同教授は、イメージの大切さを説いておられ、実際にイメージすることで、老人の方が、歩行しやすくなったりする例を説明されていました。
爆笑問題のお二人も、イメージトレーニングに挑戦され、太田さんが野球でホームランを打ったイメージを体を使って表現されていました。
そのとき、高妻教授が、
「その野球は、どこの球場でされていますか?」
「その時の球種は、何でしたか?」
「その時のピッチャーは、誰でしたか?」といった質問をされたのです。
太田さんは、あっけに取られていたようでしたが、
「そこまで、具体的にイメージすれば効果が上がる。」
そうなんです。
以前から、イメージトレーニングの重要性は、耳にしたことがあるのですが、この時は、本当に感心しました。
私なりの解釈なんですが、「成功体験」をより具体的にイメージし、先に体験することによって、現実の世界でも、「成功する可能性が非常に高くなる」のではないでしょうか?
この番組を見ていて、かなり昔に読んだ一冊の本を思い出しました。
本当に古い話で恐縮ですが、昭和57年に購入した、
「心理トリック」(ごま書房)という本で、
著者は、心理学の権威である多湖輝 氏です。「頭の体操」の著者といった方が、分かりやすいかもしれませんね。
その本の中に、
「人間が非常に被暗示性の強い、つまり暗示にかかりやすい動物であることを利用した方法がある。この原理は極めて簡単で、気分や症状にこだわらず、快活そうに振舞えば快活に、健康らしく振舞えば健康になってくるというものだ。つまり、人間は、それ『らしく』振舞っていると、自然にそれ自体になっていくという心理学上の原則によっているわけである。」
というものです。
また、グリンベレーでは、「理想の自分」を絶えず思いつづけるという教育がなされているそうです。
このイメージ(メンタルトレーニング)は、ビジネスにも使えるんではないでしょうか?
どうしても、成約したい得意先に行く前に、高妻教授が言われるように、その商談風景を具体的にイメージして訪問に臨めば、成約率は高くなると思われます。
しかも経費0、しいて言えば時間は割かれるでしょうが・・・、リスクもなく、試してみる価値は、十分にありそうです。
そこで、注意点が一つ、
そこまで重要な「イメージ」ですが、それだけでは「何も起こらない」と思います。
先の例で、得意先との商談をイメージして、本当に成約したかのような、嬉しい気持が湧いてきたとしても、『実際に得意先に、訪問しなかったら』どうでしょう?
そうです。受注なんて取れるはずはないでしょう。
イメージして、成功体験を経験したら、やはり、『行動する』ということが大切です。
ただ闇雲に、『行動』したら、失敗の可能性は大きくなります。こう考えると、「イメージ」と「行動」は、成功という車の両輪と言えるのではないでしょうか?
どちらが欠けても、機能しないという面において。
不安に思う間があるなら、成功をイメージすることです。
そして、具体的にイメージでき、その成功の喜びを頭の中で味わえたら、行動に移します。
きっと、結果が変わってくるのではないでしょうか。
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