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名刺の配布をこまめに行うだけでも、来店客数が増加する可能性が生まれます

名刺の配布について

[記事公開日] 2009/11/19

[最終更新日] 2009/11/19

名刺の配布

基本的な項目を継続することが一番難しいですが、名刺の配布もその一つです。

 

家電量販店でも多く見受けられるのですが、

①その場で購入に至らなかった場合

②購入いただいた場合

―――いずれの場合も、お客様に名刺をお渡ししない場合があります。

 

企業によっては、「名刺キャンペーン」を実施されている場合(特に新入社員対象)もあります。

 

しかし、そのキャンペーンでも期間中だけの意識付けで、キャンペーン期間が過ぎてしまうと、極端に配布枚数が減ってしまうのが現状です。

 

相対的に、名刺をお渡しする枚数が減っている中、上記①の場合は、接客中に提示した「価格」を書いてお渡しすることが多く、メモ用紙と化す場合もあります。

 

それはそれで一つの使い方で、渡さないよりマシだと言えるでしょう。

 

また、②の「購入いただいたお客様」に名刺をお渡しするということも非常に重要なことです。

 

接客の100%がお得意様だけならば問題は無いでしょうが、お得意様だけを接客するということは、まず、ありえないことです。

 

今、あなたの店舗は来店客数が画期的に増えているでしょうか?

 

もし、そうでないならば。接客したお客様を「固定化する取り組みの第一歩」として、意識して名刺をお渡ししましょう。

※ 名刺の配布を枚数を増やす基本チェック

  1. 名刺は常に携帯しているか?
  2. 1日の接客件数と配布状況
  3. 渡さなかった(渡せなかった)場合の事情を確認
  4. 1組のお客様に対し、何枚の名刺をお渡ししたか?

1は携帯して当然のことですが、携帯していなかったり、名刺を切らしている販売員もいますので、定期的なチェックが望まれます。

 

また、2は「店長が名刺配布を意識している」ということを販売員に浸透させるため、日報の報告時に毎日のヒアリング項目として確認することが大切です。

 

日報などを採用していない店舗でも、販売員とのコミュニケーション強化として日々の声掛けを行うときに確認するといいでしょう。

 

3については、色々な理由が考えられます。

→もし、お客様と気が合わず渡さなかった場合は、先ず、販売員の気持ちを聞いてあげましょう。

→こちらの接客態度が悪く、渡せなかった場合もあると思いますが、こちらも話を聞き「何が悪かったのか?」「次回からどうしていくのか?」ということを丁寧に説明してあげてください。

 

重要なのが4の「1組のお客様に対し、何枚の名刺をお渡ししたか?」ということです。

 

「1組のお客様には1枚の配布」が常識ですが、お客様に口頭で紹介を依頼しても実際に紹介してくれるお客様はほんの僅かです。

 

1組のお客様に3枚の名刺をお渡しし、1枚はお客様の保管用、あと2枚は紹介用という形でお渡しすることを継続的に取り組んでみてください。

 

その場合のトークとしては、「〇〇様、お子様や親戚の方でも結構ですので商品をご購入の際には私をご紹介いただけないでしょうか?今日、〇〇様にご案内させていただいたように、心を込めて説明させていただきますので、ぜひ、お願い致します」といった内容でOKです。

 

口頭でお願いすれば忘れてしまいますが、名刺という形に残せばお客様にもプレッシャーが掛かりますし、親戚や近所の方が商品の購入という話を聞けば思い出してくれるため、ぜひ、3枚の名刺の配布を試していただきたいと思います。

 

名刺の配布も「継続の難しさ」がある項目ですので、日々の継続的な啓蒙活動を実施してください。

 

 次回来店時に、お客様が自分の名刺を持ってこられたら、嬉しいものです。

 

その感激を部下の販売員に経験させてあげていただきたいと思います。

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