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堀田経営コンサルティング事務所

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家電流通業 コンサルタント

追加販売の訴求を学ぶ

 前のブログで、消耗品の追加販売について記載しました。

 私が現役の店長だった頃、他業種の店舗も良く見て回りました。久しぶりに、そういった目でスーパーを見てみましたが、やはり基本事項は数年前と変わらずに実施されています。

 例えば、イチゴを置いている横には、コンデンスミルクが並べられています。から揚げ用の鶏肉の売場には、膝ぐらいまでの什器に「から揚げ粉」が置かれています。少し気になって、から揚げ粉の本来のコーナーに行ってみましたが、から揚げ粉は数種類あって、鶏肉の横に置かれていたものは、少々高めの値段のものでした。これは、点数UPを図ると共に、単価UPも考えた訴求です。この場合は、必需品を訴求している訳ですが、ビール売場では「ウコンの力」を2スパンごとに、少数ずつ展示しています。飲みすぎた場合の疲労回復を意図しての提案展示と言えるでしょう。

 本当に昔から実施されている基本事項ですが、一人当たりの単価が低く、レジ客数が多いというスーパーは、買上点数を上げることが売上高の増大に直結します。

 FAXと用紙・インクリボン、デジカメとメモリーカード、クリーナーと紙パック、プリンターとインクカートリッジ、DVDと録画用ディスク、ビデオカメラとバッテリー、食洗機と洗剤、電池使用の商品全てなど、多くの商品で訴求することが出来ます。 クリーナーやFAXなど、単価が低く、できる限りセルフ化したい商品には、POPを工夫して下さい。紙パックなら、付属枚数を示すとともに、間違われないように対象型番を大きく明示したり、ナンバーリングなどでPOP訴求します。FAXなら、付属リボンで何枚くらい受信可能かと型番を明示します。全品にわたっていえるのは、付属消耗品が「どのくらいもつのか」と「間違い購入されない」ということを念頭においてPOP訴求するということです。

 本当に当たり前のことですが、再度見直しをお願いします。これらを上手く訴求することは、買上点数を増やすだけではなく、お客様の満足度UPに直結します。

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