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接客で行った「良い説明」を購入に結びつける確率を高めるのが成約率アップの取り組みです

成約率とは?

[記事公開日] 2010/04/04

[最終更新日] 2019/09/20

成約率とは、「お客様に購入していただいている割合」のことを表します。

 

いくら接客で良い説明を行っていたとしても、購入に結びつかねば意味はありません。

 

そこで必要になるのが「購入していただく割合を増やす」取り組みです。

 

成約率も公式で表すことができ、

 

購入件数 ÷ 来店客数

 

購入件数 ÷ 接客件数

 

―――というように、目的によって分母を変えて使用するのが一般的です。

この成約率をアップさせるには、図1のように大きく分けて「接客技術」と「販売促進策」があり、これらに心理的な要因を交えると効果的です。

図1:成約率をアップさせる取り組み

成約率アップの取り組み

接客技術では、必要性を感じてもらい、さらに「欲しい」という気持ちになってもらうことが必要なため、購買意欲を育てる商品説明やトークを考えることが大切です。

 

また、商品手配や配送・工事の日程など、社内システムを十分に理解して置かねばあやふやな接客になり、結果として「売り逃し」につながるため、接客の前提条件として社内のシステムに強くなることが望まれます。

 

一方、販売促進策では買い易さが購買決定を後押しするキーワードになります。

 

例えば、

  1. クレジット訴求
  2. 買い取り訴求&高率ポイント進呈訴求
  3. キャンペーンの利用
  4. 特典品の訴求
  5. 保有ポイントの利用促進
  6. お買得商品の訴求

―――などが挙げられ、これらの項目の訴求を売場で行い、露出度を高めることが望まれます。

 

これらの「接客技術」や「販売促進策」に心理的効果を交えると効果が高まるため、

  1. 希少性(限定訴求:日にち限定、台数限定など)
  2. 権威訴求(専門家としての演出→信頼性を生む)

―――などを訴求するといいでしょう。


 

一級販売士 堀田泰希

堀田経営コンサルティング事務所 代表

●カスタマー・クリエーター 

●1962年生まれ 大阪府大阪市出身 

●大手家電量販企業の幹部職を務め、2007年 堀田経営コンサルティング事務所を創業。マーケティング・営業に特化した研修・コンサルティングを行い、一部上場家電量販企業、大手家電メーカー販社での企業内研修は年間約60本を数える。中小企業は大阪限定とし、年間延べ100回を超えるコンサルティングを実施。

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