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堀田経営コンサルティング事務所
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部下に仕事を任せるときは放置せず、必ず、確認と是正指導を行いましょう
[記事公開日] 2009/10/09
[最終更新日] 2019/12/22
店長は日々こなさねばならない業務が多く、ウエイトは低いが締め切りのある業務などを部下の副店長やコーナー長、そして担当者に振る場合もあります。
そこで気を付けていただきたいのが、振った仕事は必ず「確認」するということです。
これは店長業務だけではなく、展示替えなど指示事項の全てに共通する項目です。
店長の中には「部下を信頼しているから“任せている”」と言われる方も居られますが、場合によっては言い訳にしかすぎないこともあります。
部下も人間ですから、締め切りのある仕事でも悪気無く、実施を忘れるということもあります。
そのような場合、店長には確認作業が必要になってきますが、店長自身が期日を忘れていることも多くあります。
そして、かなりの期日が過ぎてから、忘れていた部下を叱責することがあります。
大切なのは期日が過ぎる前に実施させるということであり、部下を追い詰めることではありません。
これは「任せる」というのではなく、「放置している」のに他なりません。
店長としての大切な姿勢は、忘れやすい社員には期日前の十分に時間があるときに、一度経過状況を聞き、期日前に未だできていないときにはすぐに調整し、すぐにさせるということです。
この確認を行ったうえで、期日直前でもできていないときに叱ることが必要です。
経過状況を聞くことのは「どの社員にも・・・」、「出来ていなければ何度も聞くこと」を繰り返せば、必ず部下はプレッシャーを受けます。
指示した期日を店長自身が忘れると、どのような指示も軽く見られ、最後には舐められてしまいます。
これを防止するには、「誰に、何を、いつまでに、どうする」といったことを簡単にまとめることです。
また、部下の勤怠を把握することも忘れてはいけません。
休日取得がローテーションになっている為、期日前に顔をあわせ、確認できる日があるかどうかをつかまねばならないからです。
この確認の一連の流れ自体も部下にとって、自分が役職者になったときの参考になるため、「OJTとして部下に示すという感覚で行う」ことが非常に重要です。
そして、この確認作業に加え、頼んだ作業については期日までに出来ていても精度が悪いところを「どこが、どのように悪いのか、どうすればいいのか」を教えながら、辛抱強く確認と是正指導を繰り返すことが重要であり、これを「育てる」ということだと筆者は考えています。
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