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一品単価とは「1つの型番商品の単価」のことを表し、一品単価の高い商品の拡売が売上増に直結します
[記事公開日] 2010/03/03
[最終更新日] 2019/12/12
一品単価とは、「1つの型番商品の単価」のことを表します。
売上高を向上させるには「客単価を上げる」か、「レジ客数を上げる」ことが必要になります。
さらに、この「客単価を上げる」方法には2つあり、一回のレジ精算で購入していただく点数を増やす「買上点数」向上の取り組みと並ぶ、もう一つの方法が「一品単価」向上の取り組みになります。
それでは、一品単価を上げるにはどうすればいいのでしょうか?
その取り組みは、次の図のようになります。
図:一品単価向上策について
一品単価向上ということは、「今買っていただいている価格よりも、高い価格にする」ことであるため、
―――という2つの方法に限られるということです。
今買っていただいている商品よりも高い商品を購入していただくには、図にあるようにPOPや展示、接客というお客様への情報提供で「付加価値」を発信し、商品の良さを納得していただくことが必要になります。
また、値引き幅を縮小するには根拠のない不要値引きを抑えることが必要なため、
・商品とは違う、自店で購入するメリットを伝え、相対値引き幅を縮小する
・売価が下がる前の新製品が導入されてからの早期の販売
・競合店が同一商品をいくらで販売しているのか、という情報収集
―――などに取り組むことが求められます。
以上が一品単価を上げる基本項目になりますが、この基本項目について具体的な取り組みに落とし込んで取り組むことが大切です。
例えば「接客による付加価値の情報発信」であれば、
・商品知識の習得 → 勉強会の実施、メーカーセールスからの情報取得、販売員自身が商品を体感する
―――といった個別の具体的取り組みを考えることで、誰が、いつ、何を、どうする、ということを明確にすることができます。
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